PICFAさまでの学び

2025.08.10

佐賀県にあるPICFAさん。

PICFAとは、PICTURE(絵画)WELFARE(福祉)の造語、

創作活動と福祉の両方を軸としているB型事業所です。

施設長の原田啓之さまに、お話をお伺いしながら施設を案内していただきました。

 

    

 

 

訪れた時間はちょうど出勤時刻。

メンバーのみなさんは送迎ではなく公共交通機関を使って出勤されています。

朝礼は、スタッフの方もメンバーの方もみんな一緒に一日の予定を確認します。

 

 

    

 

 

病院としても機能している建物内には、広さと様々な部屋がある作りを活かし、

廊下にも壁にも、至るところに作品や商品が展示してあります。

 

 

    

 

 

たくさんあるグリーンは、近所の人や応援してくださっている人たちが持ち込んでくださったもの。

メンバーの方が植物を育てることで、自らの心も育てていくことに繋がっている様子です。

 

 

   

 

 

家具や什器も、知り合いの人たちから譲り受けたものも多いとのことですが、

さりげなくお洒落に配置されていて、施設内のどこに居てもリラックスできる空気が流れています。

トイレの壁の絵は、絵の具が壁に対して剝がれないか、耐久性をテストしているペイントだそうです。

 

 

   

 

DJブースを使って音楽を流し夜のイベントをすることもあったり、

昼間、地域の人がここを訪れ井戸端会議が始まったり、

近隣の学校の子供たちとメンバーの方との交流があったり。

地域の方々を巻き込んで、お互いに学びあえる場になっています。

ミラーボールも3つあつまっているとのこと。

 

 

    

 

 

メンバーの方もそれぞれのスペースが確保されています。

体調に合わせて、好きな場所に移動して描くこともあるそうです。

皆さん真剣に仕事に集中しておられます。

さまざまな空間があることがメンバーのその日の揺れを吸収することに繋がり、

全体として穏やかな空気になっている気がします。

 

 

   

 

 

そのほか、作品の管理、保管、収納に関することや、画材に関すること、企業連携の商品作りなど、

ヒカリのアトリエにとっても貴重なお話をたくさんお伺いすることができました。

何より深く感銘を受けたのは、施設長の原田様の100年計画、ずっと変わらぬぶれない強い芯と覚悟です。

利用者がそれぞれのやり方で社会の中で生きていく力をつけていくこと、

そのために敢えてさまざまな体験を用意して失敗を見守ること、

楽しいと思えることを選んで力強く前向きに突き進まれている姿に、改めて勇気をいただきました。

原田様、スタッフの皆様、メンバーの皆様、お忙しい中ご対応いただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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