
鹿児島市にあるしょうぶ学園さんに見学に行きました。
「しょうぶ学園」は、社会福祉法人太陽会が運営する障害福祉施設です。
「障害者施設入所支援」「生活介護」「就労継続支援B型」など多くの事業を展開され、
ものづくりを通して、個々の表現や存在のあり方を大切にする支援をされています。
当日は、デイサービスセンターDoしょうぶ 所長 宮脇様のご案内のもと、
敷地内の工房やギャラリー、製品の販売スペース、木々に囲まれた建築空間などを巡りながら、
利用者の方々が日々の生活を送り、創作に取り組む姿に触れることができました。
実際にその場の空気に触れることで、「作品」としての評価ではなく、
「存在」そのものを尊重する温かい支援の姿勢が深く伝わってきました。
特に印象的だったのは、利用者の方も職員の方も、
「今、この瞬間」に丁寧に向き合っていらっしゃる姿です。
誰もが安心して自分らしくいられる空気は、
まさにこの丁寧な関わりから生まれていると感じました。
今回の見学は、自分自身の在り方を静かに見つめ直す貴重な機会となりました。
書籍『ありのままがあるところ』の中で語られていた世界が、
目の前の風景や人々の営みの中にそのまま息づいていることに感動し、
言葉だけでは得られない深い気づきを得ることができました。
また、見学の最後には、理事で統括施設長の福森様から、しょうぶ学園が大切にされている想いや
日々の積み重ねについて直接お話を伺い、意見交換することができ、深く考えるきっかけをいただきました。
ものづくりのプロセスや空間のしつらえ、そして人と人との関わりの中に一貫して流れる、
その人の表現や存在をまるごと受け止める関わり方、自分らしさをそのまま大切にできる空気など、
「その人がその人らしくあることを支える」という眼差しは、
ヒカリのアトリエが目指す理念にも通じるものであり、
折にふれて立ち返りながら、大切にしていきたい姿勢のひとつです。
「ものづくりとは何か」「福祉とは何か」――その原点に触れるような、かけがえのないひとときでした。
あらためて、あたたかく迎えてくださったしょうぶ学園の皆さまに、心より感謝申し上げます。
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